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2007年11月21日

節操のない亀岡忠が解説役だと逆効果

12月12日より「きららの仕事」第二部が連載開始。
本格的に隔週でレビューしようか、逡巡してしまう。
Oh!スーパージャンプで、慶太の味は続行するようだがどうなんだろうか。

結局坂巻が、アウトローというかダークサイドに堕ちた経緯は明確にはされなかった。
そういえば橋本孤蔵先生は、浦沢直樹先生のアシスタントだったらしい。
つーことは、伏線をばら撒くだけ撒いといて、回収しないという尻すぼみも無きにしも非ずだぞ。

まずは女性の顔と耳の位置の、デッサンから始めてみよう。
プライベートまで唯美に執心する車田正美を見習うべきだ。
──いや、他山の石として…。


槻本とやっと最後に、対決≠ニいうジャンプ黄金原則に沿った展開になった。
慶太シリーズを通して想起するに、やはり解説役(読者の代弁者)が基本居ないのが痛かった。
ライアーゲームでいう神崎直のような、落伍者、弱者的な位置付けキャラが居た方が、ビジネス的には良かったのではなかろうか。(週刊YJ
不器用なんだけどなんだか憎めない解説役は、受けがよく、読者の間口も広く感情移入し易い。
おまけに、そいつがトリガーになり、順境が一転、窮地に追い込まれるという副産物を生成でき、起伏に富む。

お荷物弱者君に対して、「うぜーな」と言いながらも、次第に放って置けなくなっていく主人公。
馬鹿正直故の純粋さに、いつしか自分が感化されていたのだ。
そうなる事によって、本来あまり湧かないであろう主人公に対する心服が、一気に増大するという仕組みだ。

まあ番外編の位置付けで、坂巻独り渡り職人として活動しているから、褌キャストオフしか期待出来ないか。※1
時に仮病で退場し、時に恍惚の表情できららの妄想をし──
時に(自分の事は棚に上げ)松岡の鮨を「認めんばい」と言い放つ亀岡が、解説役になっても逆効果だから信任には注意が必要だ。

それ以前に、亀岡は人格形成がまるでなってない。

この懸案が重要だぞ。
食えない鮨を握る、大家に悪態をつく、足手纏いのサポート…etc、最早手に負えない所まできている。
一方で、空前絶後の鼻摘み者としての金字塔を、打ち立てるかもしれないけど。

糞亀

閑話休題。
坂巻が槻本に対し、リベンジをかけた房州産メガイアワビ。
蒸さずに煮るという手法で挑んでいる。
造詣の深いハズ≠フ槻本も驚いていたが、俺も気になったので調べてみた。

市場でメガイアワビはメンガイ≠ニ呼ばれ、槻本のクロアワビはオンガイ≠ニも呼ばれる為、間違われる事もあるみたいだ。
だが、これらはまったく別物の貝に分類される。
殻が赤褐色なのが特徴で、殻長15〜20センチ程に成長する。

メガイアワビは、クロアワビよりも深い水深に生息しているという。
故に、鈎(かぎ)で引っ掛けて捕まえる方法では難しいらしい。
だから漁獲量に雲泥の差がある。
クロアワビは逃げようとするが、メガイアワビは岩に強力に張り付くという性質を持つ。
飲食店主の間ではクロアワビに対し2ランクも3ランクも評価が低い。(参考:市場魚貝類図鑑 / 京都府立海洋センター

旨み成分に関してはグルタミン酸とアデニル酸が主か。
なんといっても、クロアワビと違って身が柔らかいのが特徴だろう。
コラーゲンは火を通すことにより、ゼラチン質に変わって柔らかくなる。
だから火を通す事によって柔らかくなって、コクがでる。

一般に、コラーゲンを多く有しているからコリコリしてるという。
じゃあクロアワビの方が、コラーゲンを多く含んでいるんじゃないの?という疑問が浮かぶ。

このあたりは難解で、正直俺には分かりません。
でも、筋繊維の集合の仕組みによって、ゼラチン濃度や溶出に差が出るというから、此処にヒントがあるのではないかと。
あとは、コラーゲン収縮の温度の差にも起因していると考える。
おそらく筋繊維の集合体の結合組織が、メガイアワビの方が多く、煮こごりに適していた──
と考えたので良いのではかろうか。

身の固いクロアワビには適さない、合理的な方法だったのか?
なんにせよ、煮こごりで旨味を逃さずに封じ込めた坂巻に、軍配が上がった。
単純に、身が柔らかいほうが味が浸透し易いと言うし。


坂巻は、この時代から強力なコネクションが確立していたのか。
房州産のメガイアワビ(アワビ全体)は、絶滅しかかっているというのにな。

しかしこれだけ貴重なのに、メガイアワビの評価がいまいち高くないのは何故だろうか…。
旬の時期(グルタミン酸含有量)も同じ夏なのに。
高い値段と刺身に向いていない事、熱を加えて調理する手間の関係、後は単純な食感からか?

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※1キャストオフとは脱ぎ捨てる≠フ意。
仮面ライダーカブトにおける第一次形態(マスクドフォーム)から最終形態(ライダーフォーム)に2段変身する事。
坂巻の見開きでの裸体シーンをその豪快なイチモツと筋肉様式美から、しばしキャストオフに比喩されている──
かどうかは分からない。(戻る
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この記事へのコメント
脱皮っぽいものはすべてキャストオフと能内変換しているおれが来ましたよ。

絶対ライダーフォームの方がカックイイよ。マスクドフォームはモッサリしててダンゴっぽい。
カブトのやつら、みんな最初からライダーフォームならいいのに。地獄兄弟とか地獄兄弟とか地獄兄弟とか地獄兄弟みたいに。
Posted by まいか(酔っ払い) at 2007年11月24日 01:27
>酔っ払い
確かにライダーフォームのほうが稼動範囲が広い感じだな。
それにしてもダンゴてw。
マスクドフォームの腕の装甲をみてダンゴと言ってるだろ。

>脱皮っぽいものはすべてキャストオフと
モーマンタイ。(問題無)
Posted by りあす at 2007年11月24日 21:22
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