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2007年04月26日

ウナギにかける情熱

つーことでどうも。
こないだの週末、無性に天然ウナギが食いたくなり気炎を揚げ、友達とバイクを長時間走らせ旅行に行きました。
(〜省略〜)
自暴自棄になりながらやっとの想いで辿り着いた某お店あけまや=Bしっかしえらい遠いなここ。
メニューはというと鰻飯のみ。鰻に対す拘りがうかがえる。


ところで、一般に蒲焼は一度蒸してから焼くのをみなさんご存知でしょうか?(特に関東)
無類の料理漫画好き(大げさ)で、中途半端に造詣が深い俺にとっては、知ってて当然の知識ではあるのだが、
ここのお店はどうも蒸さずに焼くらしい。因みに、

この蒸し焼きという手法を、果たして焼き物の範疇として扱ってよいのか?

とか、どーでもいい事を知りたい方は、馬鹿料理漫画「包丁人味平」を見るがいいでしょう。
この漫画、兎に角イッチャッテマス。上海雑技団も真っ青のパフォーマンスなんです。
次第にキャラの顔も変化していきます。カレー戦争は、流行語大賞メークドラマ≠フ連続、雨あられです。

しっかしこのビッグ錠という漫画家、その一時の思いつきで・・・、つまり恣意的精神の固まりである。これぞ錠イズムだ。
あっ、四の五の言い過ぎて、話が逸れてしまった。

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火薬使ってマグロを解体すんじゃねーよッ馬鹿!



閑話休題。
にしても値段が高(以下省略。
まああれだ・・・そのっ・・・料理は五感で味わうもの・・・。
きっとこの料理は、長年の研鑽を重ね、創意工夫、切磋琢磨して作り上げられた集合体に違いない。
最早ここ≠ナは、値段云々の問題ではないのだ。
それが老舗と言われる所以なのだから。そう無理矢理自分に言い聞かせ鰻を頬張る。

1828738.jpg

「うむ、確かに美味い」
焼く工程で程よく脂が落とされている。タレにウナギの味が負けていないし、後口もよい。
にしても鰻の量が(以下省略。

創業から継ぎ足しているであろうタレと、お米は共にセルフだ。つまり自分が自由に割り振りできる。
締めは茶をぶっかけて茶漬けにして食し、味わいの変化を楽しむ。
繋がれている煩悩を開放し、食と対峙する。この一時の時間が至福なんだ、実に。
なんか孤独のグルメみてーになっちまった(苦笑)。そのまま昼の焼肉屋で



「うおォン オレはまるで人間火力発電所だ」



とか井之頭五郎(雑貨輸入商を営む中年)みたく言ってしまいそうな勢いだ。
うおォン≠ニか、すごいよ!!マサルさんに出てきても違和感ないくらい、不可解なオノマトペなんだけど。
もしや挨拶「ウォンチュウ」のインスパイアなのかもしれない。このまま独り焼肉しちゃうぞ、コノヤロー。
つーか、いい歳こいた中年が

己の哲学に反する店主と口論になっては、アームロックを極めるのはいかがなものか。

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貫くダンディズム。邪魔スンナ


のちに判明したのだが、食した鰻はどうも天然鰻じゃなかったようである。
おそらく井戸水(観音水?)かなんかで臭みを取り、長時間身を締めているのだろう。
それだからこそ、あそこまでのクオリティを保てるのは納得できる。
最近は、天然鰻の漁獲高が減っているという。これ(天然鰻じゃなかった事)も必然的という事なのだろうか。
今現在で消費されている鰻の内、天然鰻は僅か1〜2%だというから、いかに希少かが分かる。

関係ないが、書いている題材が現在連載中の「きららの仕事」と、偶然にもシンクロしてしまった。

ほんとどんなシンクロニシティかとw
今回の旅は、やはり時期が時期だけに鰻≠フチョイスが悪かったかw

ところで土用丑の日といえば鰻≠ニいうくらい、夏が旬だと思われている。
・・・が、それを上回るとされている鰻をご存知だろうか?
それはズバリ、下り鰻≠ネのである。

冬眠の前に栄養を多く蓄えた鰻。産卵の為、川を下り出した下り鰻は脂がのっている。
時期は9月から10月頃で、絶食期だと餌を摂取しないので、釣り上げる事が出来ないという。
そこでウナギ鎌という道具を曳いて、川底に潜む鰻を傷つけない様に引っかけ捕る。故に希少で価値も高い。

良質な餌を食べているのだろう。一度は食してみたいもんである。
蛇足だが、そもそも夏の鰻≠チてのは無理矢理に作り出されたようなモノだ。
江戸時代の夏季に「鰻が売れないので何とかしてよ」と、鰻屋に相談された平賀源内が、
「土用丑の日」と張り紙を貼ったところ、大繁盛したのがきっかけだと言うのだから。


次回は、夏の鰻よりも美味とされている下り鰻、しかも天然を求めて旅をしたいと思います。
(うそー、続くのかよ)
※補足。関東の蒲焼は、まず割いてから串うちしたのを皮を下にして焼く、これを何回か返して焼き上げ、蒸し器で15分前後蒸す。
最後にタレをかけながら軽く焼くという工程だそうだ。

孤独のグルメ (扶桑社文庫)
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散歩もの
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